カテゴリー : 3.薬品について

現像液

概要

一般的にフィルム現像用と印画紙現像用との現像薬剤は異なります(実際は共用がまったく出来ないというわけではありません)

フィルム用としては、コダックの「D-76」が一般的です。各メーカーより、多数発売されていますが、いわゆる「標準現像液」と されているものは、ほとんど、D-76 と同等の性質と考えて 差し支えないようです。 (厳密には処方をご覧下さい。メーカーによって個性があります) はじめはD-76をマスターするのがよいと思います。

注意)T-maxフィルムには、D-76には向いていません。専用のT-maxデベロッパーを使用することをお勧めします。

D-76 デベロッパー

T-Max デベロッパー

印画紙現像液は、昔はコダックの「D-72」が王道でしたが、 今は各印画紙メーカーの推奨するものが多数出てますので、使いやすいものをお使い下さい。D-72は溶け難く、使用は少し難易度が高いです。専用暗室で常に大量に薬品を用意している状態であれば別ですが、個人で扱う場合は、液体の希釈タイプをお勧めします。1L程のポリ容器で売っています-‐ これを、使用時カルピス作るのと同じように、規定の希釈率(書いてあります)で薄めます。薄める水をあらかじめ温めたり、冷やしたりした上で希釈できるので温度管理が楽です。

先に現像液はフィルム用、印画紙用と違う、と書きましたが、代用は可能です。一般に印画紙用の現像液は「濃い」ですから、希釈率を上げて使用する事により、フィルム用に流用できます。希釈率については各自テストの上本番に挑んでください。(通常 1:10~1:20程度)

薬品は、保存状態によって劣化します。特に現像液は劣化しやすいので注意が必要です。特に希釈した薬品は劣化が激しくなるので、一度希釈した場合はその日のうちに使い切るようにします。

粉末タイプのものは、作業の前の晩に調合します。私はそんな几帳面な事はしませんけども。前の晩に調合したほうが良いのは、一見溶けたように見えて も、 実は細かな粒子が溶けきらずに残っている場合があるからです。 これを完全に溶かすのには 「一晩ほど置いたほうが良い」と」されています。 但し、処方の中には非常に劣化しやすいものもありますので、保存期間については十分注意してください。

一般の,ISO100、400のフィルムをごく普通に現像するのなら、 通常はD-76等の標準現像液を用いますが、飽きてきたら(笑)・・・いろいろ組み合わせて自分の好むフィルムと現像液との組み合わせを模索して下さい。

良くメーカー純正の現像液でなくては「ダメ」なのではないか?といった質問を受けます。が、一部のフィルム(T-Max等)を除けば、「ダメ」等と いう結果にはなりませんのでご安心下さい。「現像処方」のページを見ていただければ分かると思いますが、殆どのメーカーの標準処方がD-76をベースに作 られています。

現像液の種類

現像液に使われる「主薬」には、ハイドロキノン、メトール、フェニドンという3種類の薬品があり、 通常それらを組み合わせて処方されています。

  • ハイドロキノンは「硬調」、現像はゆっくり進みます。
  • メトールは「軟調」で、早く現像が進みますが、単独では感度が出にくいです。
  • フェニドンは「軟調」で、単独では現像能力は殆どありませんが、ハイドロキノンと組み合わせる事により感度低下の少ない軟調微粒子現像をします。
  • 最近ではこれらの範疇に収まらない新しい処方も、数多く発売されるようになりました。

以上の主薬の組み合わせ、処方によって大まかに次のように分類されます。

超微粒子現像液

メトール単液処方が主。主に粒状製性を重視した低感度フィルムの粒状性を損なわなず、かつ、フィルム自体は硬調な傾向にある低感度微粒子フィルムを軟調に仕上げる事を目的に処方された物をいいます。ミクロファイン、マイクロドールX、コニドールファイン、D-23等。実効感度が2~3割低下するので、撮影時それを加味してやる必要があります。また、額面どおりの感度を出そうと、現像を押す(処理時間、又は温度を上げる)と、硬調なフィルムはやっぱり硬調になります。

微粒子現像液 (標準現像液)

D-76に代表される、メトール、ハイドロキノンを組み合わせた処方(MQ現像液と言います)のものと、MQでもPQ でもない処方の、スーパーフジドールE、等の新しいタイプの現像液があります。

増感微粒子現像液

フェニドンと、ハイドロキノン組み合わせて処方された「PQ現像液」が主。感度を落とさず(言いかえれば暗部の抽出に優れ、明部とのコントラストを抑えられる)かつ、微粒子に仕上げる事を目的に処方。コニドールスーパー、スーパープロドール等。通常増感現像、又は軟調に仕上げたい場合等に使用します。

どのタイプも「微粒子微粒子」と謳っているあたりが怪しいですね(笑)
当然ですが上の3つでは下に行くほど粒子は目立つようになります。これは現像液のせい、というより撮影感度によるもの(そしてその感度を出すための処方であるがゆえ)とも言えます。それぞれの状態において、できるだけ「微粒子」に仕上げる・・というふうに解釈して下さい

この「微粒子」というのがくせもので、粒子の細かさ と、見かけのシャープさ(あくまで「見かけ」のシャープさですよ)というのは実は反比例します。
下の項でも述べますが、微粒子効果の一つに「保恒剤」によるハロゲン化銀の溶解作用があります。微粒子を謳うものほど、保恒剤の量が増える傾向となっています。逆にシャープさを第一とした処方ほど保恒剤は少なくなります。

現像液の成分について

主薬

上で述べた様、メトール、ハイドロキノン、フェニドンが主。

保恒剤

主薬の酸化防止剤。無水亜硫酸ナトリウム(亜硫酸ソーダ)Na2SO3
ハロゲン化銀を溶解する性質を持つため、微粒子タイプは多量(100g/l~125g/l 前後)加えられています。一方微粒子にするほど鮮鋭度(みかけのシャープさの事。解像度とは違います)は落ちるため、鮮鋭度重視の処方では5g~75g/l 程度となっています。

促進剤

現像液をアルカリに保つ為のもの。ホウ砂、ホウ酸、メタホウ酸ナトリウム(コダルクや、フジナボックス等)重炭酸ナトリウム、水酸化ナトリウム等を用います。

抑制剤

強いアルカリを抑制。カブリ防止。臭化カリウム(ブロムカリ)KBrが主。

その他

亜硫酸水素ナトリウム(NaHSO3)、チオシアン化ナトリウム、チオシアン化アンモニウム(ロダンカリ)等、はハロゲン化銀を溶解する作用があり、微粒子を目的とした処方に加えられています。また、処方によっては、砂糖、食塩、安息香酸等、様様な物が添加されてます。

調合について

現像液の処方を見ればわかりますが、出来合いのD-76に適宜上記の薬品 を添付して 自分なりの現像液にすることも可能な場合もあります。ただし、出来合いの物に添加する場合、薬品によって、あるいは組み合わせにによっては、 溶け難かったりもしますので、いつ溶かすか=市販の粉末に始めに混ぜてしまってから溶かすか、 一旦溶かしてから添加するか・・ は試行錯誤が必要かもしれません。(主薬、保恒剤は始めに一緒に溶かしたほうが良いです。促進剤等のアルカリ剤や、抑制剤は溶かしてしまった後でもかまわないでしょう。総量はわずかに増えますが、化学実験ではないんです。 気にしない気にしない(笑) え?気にする?そう言う向きは、出来合いの物に混ぜたりせず、鼻から処方しようねm(_ _)m)

例えば,SD-28という処方があります。新聞社等の現像で好まれている、使用して、且つ寝かした古いD-76を新液と混ぜて使うという、鰻のタレ的(笑)な方法がありますが、 それに似た効果のある処方です。使用して疲労した現像液は、繰り返すほど徐々に現像能力 (感度)は落ちます。これを、現像時間を延長して、同じ調子としても感度低下は抑えられなくなりますが、 一方でカブリが減少し、粒状性が増していく性質を狙った処方処方です。 D-76の処方に さらにホウ砂 6g/L ホウ酸 8g/L 臭化カリ 0.4g/L を加えて水 を加えて総量1L とすれば、まさに(処方的には)SD-28となります。

また、添加(増やす)だけでなく、希釈を利用すれば、絶対量を減らす方向にも アレンジが効きます。 例えば、D-76を D:W= 2:1 で希釈した上で臭化カリを0.4g/L 加えると D-96(シャープさ重視)に 近い処方となります。(同一ではありませんよ)

ホウ酸や、臭化カリは、大型写真店に行けば容易に手に入ります。 (臭化カリは「ブロムカリ」という名前で置いてある事の方が多いです。) 他にもD-76の亜流はたくさんありますから、ぜひ、一度処方に眼を通される事をお勧めします。

処方というと、天秤はかり等が必要な面どくさいもののように思われがちですが、例えば,料理用の小匙や、太田胃散のさじ(笑・・すじきりで、1.3gです。結構使える)なんかを基準にしてしまえばそれでいいわけで、それでこそ自分の処方でしょう。 それこそ、慣れて来れば、たとえインスタントのD-76でも料理の鉄人の如く 「隠し味にひとつまみのブロムカリで料亭の味」 ってなもんで、かっちょいいかも。(でもこの程度の事で自慢するのは恥ずかしいからやめましょう・・しねーか)いずれにせよ、上記の程度の添加であれば、劇的に感度が変わったりはしませんから、試してみても面白いかもしれません。勿論テストはして下さい。ちなみに、天秤ばかりは、結構良い値段しますし、すぐ壊れますから扱いは慎重に。

停止液

現像終了後、酢酸の溶液で、現像液を中和しますフィルム現像の場合は、水洗で代用出来ます。私はあまし使いません。 一方、印画紙現像(引き伸ばし)時は必ず使用すること 。 必須項目です。 酢酸の濃度は1~3% こまめに取り替えて下さい。*1リットルあたり、6切り30枚位処理したら新しい処理液を作り直す。もちろん酢酸はどこの写真屋さんで売っているものならメーカーのものでも構いません。商品によって、100%のものと、50%等に希釈されているものがあります。

仕事のやっちゃばプリントはともかく、作品として伸ばしをするのであれば、 きちんと、30秒、攪拌して、水切りをしてから定着浴に移します。 これらは「定着液を守る」ために必要な作業になります。 特にバライタの場合、定着液の成分が水洗後残ると、変色の原因となったり、まぁ、やっかいなことになるので、定着は出来るだけ「新しい液」で、 「迅速に」済ますのが、良いとされています。停止浴がいい加減だと、定着液が劣化し易くなります。

どうでも良い事ですが、酢酸は、かなり臭いです。 絶対原液のにほひを直接嗅いだりしないでね。涙がでちゃう。ちなみに、暗室がなんとなくスパイにーがするのは、 酢酸のせいと思われがちですが、 酢酸のにほいは、洗い流せば案外早く消えうせます。いつまでも匂いが残るのは「定着液」のほうです。

定着液

概要

一般的には、スーパーフジフィックス等の迅速硬膜定着液を使います。スーパーフジフィックスは、2剤タイプの粉末。コダックから液体処方のモノも出てます.大量に必要な場合は、液体の方が便利です。スーパーフジフィックスは、A剤を完璧に溶かしてから、B剤を溶かさないと白く濁る場合があります。それから、あんまし高い温度の水(35度以上)で溶かさないように。実際の定着処理時もあまり極端な高温、低温では処理してはいけません。スーパーフジフィックス等の迅速タイプで2~5分、標準タイプで6分~10分処理します.(処理理時間は各薬品説明書に従う事)

追記 –

スーパーフジフィックスも液体処方がメインになってきたようです。

いい世の中になったもんだ。粉末溶かす際空気中に浮いた細かな微粒子を吸い込むのはあまり躰によさそうではありませんから。

定着液の種類

  • 酸性硬膜「標準」定着液(フジフィックス等)
  • 酸性硬膜「迅速」定着液(スーパーフジフィックス等)
  • 硬膜剤を含まない酸性定着液の「迅速」「標準」各種
  • 単ハイポ処方

など各種あります。
硬膜剤を含まない(下の2種)タイプの方が印画紙の場合、長期保存に、よりベターであり、保護調色時に色味の管理がし易いとされていますが、作成後即、温度管理等された場所に保存するか、美術館に収納する目的でないのなら、硬膜剤の入った物を使用する事をおすすめします。硬膜剤の無いタイプで行う場合キズが付き易く、日本の湿気の多い環境ではカビが発生し易くなります。(勿論、ヨーロッパとか、アメリカの乾燥した地域にお住まいなら問題はないでしょう)但し、これには賛否両論あります。経験上、同じ条件下なら かび易いとは思っていますが、最終的には各自で判断すべき事と考えてください。

フィルムには必ず硬膜剤入りの定着液を使用してください。でないと、スポンジで水滴 を取る作業中に、画像がぼろぼろにはげちゃいます。又、RCペーパーのマット面にもキズがつきやすいです。そもそもRCでアーカイバル処理を行うという事自体ナンセンスですので定着時間の短縮を狙う場合はともかく硬膜剤入りで構わないと思います。いずれのタイプを使うにしても、処理時間はきちんと守ってください。時間が長いと画像が消えていきます。特に濃度の薄いハイライト部の階調から失われて行きます。

良く質問されるのですが、フィルム印画紙メーカーと同じ銘柄の定着液でないとだめなのではないか?と思われている人が多いようです。印画紙現像液に関しては、「黒の色合い」に違いが多少でますが、定着、停止については特にメーカーは気にする必要はありません。気にするとすれば、そのメーカーの製品が、上記の定着液の種類の内、どれに当たるのか?という点だけです。

定着液が 衣服に付くと、臭いだけでなく、脱色します。一張羅での作業は避けましょう(ちなみに、現像液が付くと「茶色」に着色します)

劇物・毒物の取り扱い

一般に「街の写真屋さん」でメーカーから市販 されている調合品に含まれる毒物、劇物は絶対量的にも、一般的に見ても、メーカーの説明書きに従って処理すればよし と考えて差し支えないと思います。特に、通常の市販の現像液や定着液等をメーカーの指示に従って取り扱う分にはあまり神経質になる必要は、現状ではありません。しかし、自分で薬品を調合する場合は、責任は自分に帰ってきますし、保護調色用の薬品には扱いに注意が必要なものも多くあります。どういう物質なのか?どこがどう危険なのか?と言う事を 知っておく事は 今後の環境問題や既に多くの薬品が簡単に手に入らなくなっている現状から見ると大切な事だと考えます。また、大学のサークル、研究室、ワークショップ等で毒劇物取扱い責任者の指導の元、処方に立ち会う機会もあるでしょう。そういった場合の予備知識としてご覧下さい。

塩化金

「劇物」 急性毒性物質 写真用としては、印画紙調色液に使われる。 事故の場合の医師到着までの応急処置 ◇目に入った場合:直ちに多量の水で15分以上洗い流す (まぶたを親指と人差し指で広げ、眼をあらゆる方向に動かす) ◇皮膚に触れた場合:直ちに汚染された衣服や、靴等を脱がせる。 直ちに付着部または接触部を石鹸水で洗浄し多量の水を用いて洗い流す。 ◇吸入した場合:鼻をかませ、うがいをさせる。 ◇飲み込んだ場合:口をすすぐ ----以上の措置をした上で医師の指示に従う。 火災時の措置 ◇周辺火災の際は速やかに安全な場所に容器を移す。 移動不可能な場合は容器、および周囲に散水し冷却する。 漏出時の措置 ◇飛散した場所の周囲の立ち入りを禁止する。 作業の際は必ず防護具を着用し、風下で作業をしない。 飛散した物は可能な限り空容器に回収し、ソーダ灰、 消石灰等の水溶液を用い処理後多量の水で洗い流す。 取り扱い、保管上の注意 ◇皮膚に触れた場合、放置すると赤色の斑点を残す。 加熱分解して有毒な塩化水素ガスおよび酸化金(III ) の煙霧を発生する。熱源や着火源から離し、 通風のよい乾燥した冷暗所に保管する。 廃棄上の注意 ◇水に溶かし水酸化ナトリウム、ソーダ灰等の水溶液を用い沈殿分解する。 回収して再利用する。

亜セレン酸ナトリウム

「毒物」 急性毒性物質, 水質汚濁防止法:人の健康に係る物質 写真用としては、印画紙調色液として使われる。 事故の場合の医師到着までの応急処置 ◇目に入った場合:直ちに多量の水で15分以上洗い流す (まぶたを親指と人差し指で広げ、眼をあらゆる方向に動かす) ◇皮膚に触れた場合:直ちに汚染された衣服や、靴等を脱がせる。 直ちに付着部または接触部を石鹸水で洗浄し多量の水を用いて洗い流す。 無菌の包帯で包む(火傷用包帯を使用しない) ◇吸入した場合:直ちに患者を毛布等でくるんで安静にさせ、 新鮮な空気の場所に移動、鼻をかませ、うがいをさせる。 呼吸困難、あるいは停止している場合は直ちに人工呼吸を行う。 ◇飲み込んだ場合:口をすすぐ。胃の内容物を吐かせる。 また、腎臓や腸からの排出を速める為に、多量の水分、ことに茶を飲ませ, また、下剤として、硫酸マグネシアを温湯に溶かして与えるとよい。 医師にかかる場合は必ず「何の薬品でこうなったか」を正しく伝える事 火災時の措置 ◇周辺火災の際は速やかに安全な場所に容器を移す。 ◇移動不可能な場合は容器、および周囲に散水し冷却する。 漏出時の措置 ◇飛散した場所の周囲の立ち入りを禁止する。 ◇作業の際は必ず防護具を着用し、風下で作業をしない。 ◇飛散した物は可能な限り空容器に回収し、後多量の水で洗い流す。 ◇排液が河川等に流入しないよう注意する。 取り扱い、保管上の注意 ◇強酸、湿気と接触させない。 ◇加熱されると有毒な酸化セレン(IV)の噴霧を発生。 ◇熱源や着火源から離し、通風のよい乾燥した冷暗所に保管する。 廃棄上の注意 希硫酸を加え酸性にし、硫化ナトリウム水溶液を加え沈殿させる。 セメントを用いて固化し、溶出試験を行い、溶出量が判定基準以下である事を確認して 埋め立て処分する。 多量の場合は加熱し、蒸発させて亜セレン酸ナトリウム,亜セレン酸バリウム、 二酸化セレンとして捕集回収を行う

メチルアルコール(メタノール)

「劇物」 第2種有機溶剤、危険物第4種 大気汚染防止法:特定物質 急性毒性物質、引火性液体 写真用としては、極稀に現像主薬を溶解する為に現像処方に加えられている。 (酒類に含まれる「エチルアルコール(エタノール)」とは別物である点に十分注意すること。 事故の場合の医師到着までの応急処置 ◇目に入った場合:直ちに多量の水で15分以上洗い流す (まぶたを親指と人差し指で広げ、眼をあらゆる方向に動かす) ◇皮膚に触れた場合:直ちに汚染された衣服や、靴等を脱がせる。 直ちに付着部または接触部を石鹸水で洗浄し多量の水を用いて洗い流す。 ◇吸入した場合:直ちに患者を毛布等でくるんで安静にさせ、 新鮮な空気の場所に移動、呼吸困難、あるいは停止している場合は 直ちに人工呼吸を行う。 ◇飲み込んだ場合:口をすすぐ。意識がある場合のみ、吐かせる。 (吐かせる場合は保護手袋を着用) 火災時の措置 ◇周辺火災の際は速やかに容器を安全な場所に移す。 移動不可能な場合は、容器および周辺に散水して冷却する。 容器が火災に包まれた場合は、爆発のおそれがあるのでけして近づかない。 周辺住民を避難させる。 着火した場合、多量の水、炭酸ガスを用いて消火する。作業の際は必ず保護具着用

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