定着液
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概要
一般的には、スーパーフジフィックス等の迅速硬膜定着液を使います。スーパーフジフィックスは、2剤タイプの粉末。コダックから液体処方のモノも出てます.大量に必要な場合は、液体の方が便利です。スーパーフジフィックスは、A剤を完璧に溶かしてから、B剤を溶かさないと白く濁る場合があります。それから、あんまし高い温度の水(35度以上)で溶かさないように。実際の定着処理時もあまり極端な高温、低温では処理してはいけません。スーパーフジフィックス等の迅速タイプで2~5分、標準タイプで6分~10分処理します.(処理理時間は各薬品説明書に従う事)
追記 –
スーパーフジフィックスも液体処方がメインになってきたようです。
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いい世の中になったもんだ。粉末溶かす際空気中に浮いた細かな微粒子を吸い込むのはあまり躰によさそうではありませんから。
定着液の種類
- 酸性硬膜「標準」定着液(フジフィックス等)
- 酸性硬膜「迅速」定着液(スーパーフジフィックス等)
- 硬膜剤を含まない酸性定着液の「迅速」「標準」各種
- 単ハイポ処方
など各種あります。
硬膜剤を含まない(下の2種)タイプの方が印画紙の場合、長期保存に、よりベターであり、保護調色時に色味の管理がし易いとされていますが、作成後即、温度管理等された場所に保存するか、美術館に収納する目的でないのなら、硬膜剤の入った物を使用する事をおすすめします。硬膜剤の無いタイプで行う場合キズが付き易く、日本の湿気の多い環境ではカビが発生し易くなります。(勿論、ヨーロッパとか、アメリカの乾燥した地域にお住まいなら問題はないでしょう)但し、これには賛否両論あります。経験上、同じ条件下なら かび易いとは思っていますが、最終的には各自で判断すべき事と考えてください。
フィルムには必ず硬膜剤入りの定着液を使用してください。でないと、スポンジで水滴 を取る作業中に、画像がぼろぼろにはげちゃいます。又、RCペーパーのマット面にもキズがつきやすいです。そもそもRCでアーカイバル処理を行うという事自体ナンセンスですので定着時間の短縮を狙う場合はともかく硬膜剤入りで構わないと思います。いずれのタイプを使うにしても、処理時間はきちんと守ってください。時間が長いと画像が消えていきます。特に濃度の薄いハイライト部の階調から失われて行きます。
良く質問されるのですが、フィルム印画紙メーカーと同じ銘柄の定着液でないとだめなのではないか?と思われている人が多いようです。印画紙現像液に関しては、「黒の色合い」に違いが多少でますが、定着、停止については特にメーカーは気にする必要はありません。気にするとすれば、そのメーカーの製品が、上記の定着液の種類の内、どれに当たるのか?という点だけです。
定着液が 衣服に付くと、臭いだけでなく、脱色します。一張羅での作業は避けましょう(ちなみに、現像液が付くと「茶色」に着色します)